セガミヒカルドラムスクール 音を鳴らす、振動を感じる
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『ブルースのリズム』ダブルシャッフルの練習 ①

ダブルシャッフルというリズムの練習方法を解説してみたいと思います。

今回は基礎編。先日アップした動画です。

シャッフルの面白いところは、やり方次第で随分とノリが変わってしまうところで、左手スネアのアクセントとボリュームコントロールがポイントです。

動画の演奏では『ンタウタ、タウタ、タウタ、タウタ』というリズムを小さめのボリュームで叩きながら、(いわゆる『タップストローク』なのですが、ファンクやハーフタイムシャッフルの『ゴーストノート』の時のタイトな感じではなく若干ゆるく握っています)『タウッ』といった感じの合いの手を入れています。2拍4拍にはあまり強いアクセントを付けていません。

右手。

ライドシンバルでスウィングビートを刻んでいますが、最初は右手と左手のタイミングを合わせるのが中々難しいかもしれません。

そこで予備練習を行います。以下の動画を参考にしてみて下さい。

https://youtu.be/vV-Ce03wzlw

(この動画は取り直しの為、7月24日現在非公開にしています。後日再アップします。)

まずはメトロノームを鳴らしながら三連符のタイミングをきれいに合わせます。

スローから徐々にテンポを上げていき、『気持ちよく叩ける』様になったら、左手をいわゆる三連中抜きのリズム(便宜上の、音符で説明すると)に、右手のパターンをスウィングビートに変えて行きます。

曲動画に戻ります。

右腕のフォームに関していくつか大事なポイントをあげると、、

肩から上腕、手首、指先までのラインを意識する。

腕の重さをと振り下ろすスピードでアクセントを付ける。

『力まない』

これらを常に頭に置いて練習すると良いと思います。

以上、自分なりのやり方をざっと解説してみました。

今回はこのへんで。

ブルースのニュアンスを出す為にはどうしたら良いかを次回書いてみたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

スティーリー・ダンの『安息の家』を叩いてみた。

この曲、結構長い事練習してるんですが、中々上手く決まった事がない。苦笑。 今回現状記録の為アップしました。

この曲を練習中の方や、これから練習してみようと思われる方の為に役立つお話しを少し。

①まず、、タムの残響音(サスティーン)が気になりますが、これはミュートをきちんとして無いせいです。 

グルーヴには調律(チューニング)とサスティーンのバランスが関係しているので気をつけなければなりません。なので、この動画はプレー以前の問題があります。笑 

② ハイハットのニュアンス

③ ゴーストノート

④ タイム感 (かなりざっくりしたいい方ですが)

②から④に関してはまた詳しく書きます。

質問等ありましたらよろしくお願いします。

レッスン日誌

打ち込み音源を生ドラムで再現する。

ある日のレッスン風景です。

高校生のYさん。去年の4月頃から習いにきてくれています。中々の実力の持ち主。

学校の友人達とバンドを組むことになり、演奏する曲のレクチャーでした。

用意されていた楽譜を確認しつつ、Yさん曰くよく分からないというハイハットのフレーズを叩いてみると何となく違和感が、、。

音源を確認してみる、、。

打ち込みでした。(プログラミングされたフレーズをもとに音源を作る事。人間の叩くニュアンスとはかなり異なる。Perfumeがなどが良い例)

『あ~、なるほど』と納得しながらその音源の感じに近づくようにアレンジしていきます。

今日使ったテクニックはBPM115くらいのテンポの四分音符一拍を32分音符に変換するというヤツです。めちゃ早いオープンロール。ほとんどクローズドロールですね。

で、生ドラムで再現してみると、いい感じに音源っぽくなったので、早速Yさんにレクチャー。ちょっと難しいかな、、?

が、しかし。

Yさん、あっさりクリアー、、。笑

俺も高校生の時にこれだけ叩けたら、さぞかし周りに自慢したろうなぁ。笑

などと、弟子の巧さに感心しつつレッスンを終えました。

おつかれさまでした。

レッスンの始まりは大体基礎練から。
シンコペーションブックを使ってウォーミングアップをするYさん。

当スクールについて

場所、予約、時間帯

福岡市中央区の天神、六本松、北九州市小倉の三か所でドラムのレッスンを行っています。完全予約制でマンツーマン、フレックス制です。

生徒さんのご都合と講師の空き時間から決めていきます。(午後12時から22時の間)

プロフィールに講師の音楽歴や得意ジャンルなどを掲載

モーラー奏法

講師も使っています。

腕の捻じりや回転を使い、軽い力でスティックを握って振ります。

身体の負担を減らし、長時間演奏していても疲れにくい、非常に合理的で優れた奏法です。
音量と体感のギャップが特徴。習得にはある程度の練習時間が必要。

詳細はサイト内のモーラー奏法もご覧ください

料金について

ワンレッスン セッティング込み 一時間 5000円

三回分まとめてお支払いで 13500円 

(三回分まとめての方はチケットを発行いたします。2ヶ月の使用期限あり)

体験レッスンあり 一時間 3000円

キャンセルについて

キャンセルされるタイミングによってはキャンセル料金が発生する場合があります。

その他、ご質問などございましたら、お問い合わせフォームからどうぞ。

プロフィール

セガミ ヒカル (世上 光) 

1965年生まれ 

14歳でドラムを始める。中学3年の文化祭で兄のバンドで初めて人前で演奏する。

20歳の時、高校時代の友人達とABBY CLUB(アビークラブ)を結成。1987年、ヤマハのコンテスト「BAND EXPLOSION九州大会」でグランプリを獲得。日本武道館で行われた世界大会に出場した。  

リードボーカルの離脱後、バンド名を「BROSS」と改め、1993年にソニーレコードよりデビュー。 シングル、アルバムを数作発表しバンド解散。
福岡に帰郷後、カワイ音楽教室、西新ソウルミーティングのドラム講師を務め、現在、フリーのドラマー、講師として活動している。得意ジャンルはロック、シカゴブルース、ファンク、R&B。

バンド歴

アビークラブ、レフティー&リー・ブルースバンド、石井啓介&クリッパーズ、ポール木村(フライング・エレファンツ)&Wingz、世上山田井関&ゆうじ、Twang Bang

共演歴(敬称略)

柴藤耕一郎、石井啓介、武内正陽、大塚直之、田中成人、浦川ちあき、平田知之、服田洋一郎、菊田俊介、村上勝敏、ロケット副島、ハリケーン湯川、キム・モッキョン、妹尾隆一郎、TEX仲村、WABI,永井ホトケ隆、中條 卓、ジュリアン・バードック、ディミトリア・テイラー、小野かほり、三沢またろう、下神竜哉、澤野博敬、多田誠二

好きなミュージシャン、バンド

ビートルズ、プリンス、マイルス・デイビス、ジミ・ヘンドリクス、

ジミーロジャース、リトル・ウォルター、ベビーメタル、

その他、数多のロック、ブルース、ジャズのミュージシャン。

好きなドラマー

リンゴ・スター、沼澤尚、屋敷豪太、オマー・ハキム、スティーヴ・ジョーダン、

ジョー・モレロ、ネイト・スミス、スタントン・ムーア、フレッド・ビロウ 

レッスン

アマチュア〜メジャーバンド時代〜今現在までライブやレコーディングの現場で培ったノウハウをもとに、ドラムの楽しさや素晴らしさ、演奏する上で大切な事をお伝えし、さらには上達のお手伝いをさせて頂きます。

例えば、、。

「この曲を叩きたい!」

「この曲の叩き方がよく分からない?」

「ノリをよくしたい」

「音量を上げたい」

「良い音で叩きたい」

「シングルストローク、ダブルストローク、パラディドルなどのルーディメンツを学びたい」

「とにかく、カッコよく叩けるようになりたい!」

等々、初心者の方から上級者の方まで、楽しみながらそれぞれのレベルに合ったやり方で進めていきます。