『ブルースのリズム』ダブルシャッフルの練習 ①
ダブルシャッフルというリズムの練習方法を解説してみたいと思います。
今回は基礎編。先日アップした動画です。
シャッフルの面白いところは、やり方次第で随分とノリが変わってしまうところで、左手スネアのアクセントとボリュームコントロールがポイントです。
動画の演奏では『ンタウタ、タウタ、タウタ、タウタ』というリズムを小さめのボリュームで叩きながら、(いわゆる『タップストローク』なのですが、ファンクやハーフタイムシャッフルの『ゴーストノート』の時のタイトな感じではなく若干ゆるく握っています)『タウッ』といった感じの合いの手を入れています。2拍4拍にはあまり強いアクセントを付けていません。
右手。
ライドシンバルでスウィングビートを刻んでいますが、最初は右手と左手のタイミングを合わせるのが中々難しいかもしれません。
そこで予備練習を行います。以下の動画を参考にしてみて下さい。
(この動画は取り直しの為、7月24日現在非公開にしています。後日再アップします。)
まずはメトロノームを鳴らしながら三連符のタイミングをきれいに合わせます。
スローから徐々にテンポを上げていき、『気持ちよく叩ける』様になったら、左手をいわゆる三連中抜きのリズム(便宜上の、音符で説明すると)に、右手のパターンをスウィングビートに変えて行きます。
曲動画に戻ります。
右腕のフォームに関していくつか大事なポイントをあげると、、
肩から上腕、手首、指先までのラインを意識する。
腕の重さをと振り下ろすスピードでアクセントを付ける。
『力まない』
これらを常に頭に置いて練習すると良いと思います。
以上、自分なりのやり方をざっと解説してみました。
今回はこのへんで。
ブルースのニュアンスを出す為にはどうしたら良いかを次回書いてみたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。